差がつくのは40代から。髪とお肌とジャニーズと。夢は家出カフェをつくること。埼玉のヘアー&フェイス サロン 北風 貴子のブログ。
夏も半分過ぎてウチの受験生（日向先輩・薬学部6年生）は先日まで単位テストがあり、今は短い夏休みを満喫しております。
思い起こせば、この薬剤師になる為の国家試験を受けるまでにどんなに大変だったか！と言うの備忘録的に残しておきたいと思います。
これから高校受験をするお子様をお持ちのお母様の参考になれば幸いです。
始まりは中3の夏
ひゅうちゃん（あえてこう呼ばせて頂きます。生まれる前からひゅうちゃんって呼んでたので決して過保護ではありませーん。）
中学の時は野球部で引退してから夏休みの夏期講習の時に高校の進路を決めました。
進路を決める時、高校はゴールではなく通過点でしかないと思っていたので、先ずはなりたい職業は何か？とザックリ目標をきめて、そこから大学に行かないとなれない職業なのか？それとも専門学校に行くのか？その為には1番お金がかからななくて効率よくなれる高校を決めよう！って提案しました。ハッキリ言って、ひゅうちゃんは、小さい時から色々習い事をしてきたにもかかわらず人より秀でたモノも、勉強もできる方ではありませんでした。200人中100番。キッチリ真ん中の人でした。それがいいんだけど。
[voice icon=”https://tarcois.com/wp-content/uploads/2018/08/6EEB5BEA-1EC7-4151-A484-83C3E56F83AB.jpeg” name=”お母さん” type=”l”]日向は将来何になりたいの？[/voice]
[voice icon=”https://tarcois.com/wp-content/uploads/2018/08/83E05929-1419-4B35-BF35-A7CE582C2A58.jpeg” name=”ひゅうちゃん” type=”r”]なりたいものはない。ってか、わかんない。[/voice]
そうなんです。中学生くらいでは、よっぽどやりたい事がない限り分からないんですよ！分からないけど親から見てひとつくらい良いところはあるはず。そこを伸ばしていって、職業にしたらいいんじゃん！と、私はひゅうちゃんの良いところを片っ端から探していきました。
ひゅうちゃんの1番良いところは子供と老人に優しいところ。私にはクソババァ呼ばわり（中2が絶頂反抗期）するくせに甥っ子やお爺さんにはとても優しい。子供老人＝弱者と考えた私はすぐ理学療法士や作業療法士を思い浮かべました。リハビリのお兄さんって優しいですよね。単純です。医療関係なら将来、食べるに困ることはないだろう。と、家から1番近い医療系の学科がある大学（大学は学費が高いと思ったので通学費を浮かせる算段）それでいて付属高校がある大学（何校も受験するとしたら試験代がすごくかかるから、付属）を検索したら、家から車で20分の大学がありました。その大学には付属高校が二つあり男子校と共学高校があったのです。すぐ、塾の先生に相談したらどちらでも大丈夫という事でした。男子校の校舎は川越にあり直線距離だと近いのですが駅からバスを乗り継ぎます。
共学は池袋のひとつ手前の椎名町ですが、駅から歩いてすぐです。大学が地元。と仮定して高校は都心に行かせるのも面白いかな？少しはオシャレになるかしら？
共学で、しかも少人数制でクラス編成が進学別ではなく全部一緒。って言うのもいいと思いました。（頭のいい子もそうでない子も一緒だった。日向の仲の良い友達に全国模試1位とかいた。）
Aベックスの社長の息子や陸上のボルトを超えた！のサニブラウン君もいましたね。
ひゅうちゃんが高校に入って大学の推薦を貰うとしたら、皆勤賞は絶対！と思った私は“近さ”よりも“便利さ”を選びました。それをひゅうちゃんに言ったら、わかった！やってみる。と素直に決まりました。
ひゅうちゃんの1番いいところは素直なところだったのです。w
高3の1学期
高1の頃から付属大学への進学を希望していたので、内申に絞って上げていきました。そして、皆勤賞は絶対！1回だけ駅へ向かう途中自転車のチェーンが切れてギリギリ1分前に学校へ着くということもありました。
一般受験となると同じ大学でも厳しい。高3の春には付属大学の薬科を第1希望、第2希望は同系列の大学の診療放射線学科、第3希望はリハビリテーション学科の理学療法学か作業療法学のどちらかを希望したところ、薬学部に推薦で行くには、高3の1学期の数学と理科をオール5を取る事が条件。と担任に言われました。それくらいでないと大学に入ってから日向君が苦労するだけだからやめた方がいいと言われました。その時も私は、1学期死ぬ気で頑張ってオール5を取るのと、来年の2月まで頑張って一般試験を受けるのとどちらがいいか？とひゅうちゃんに聞いたところ1学期だけ頑張ってみる。と言うので、駅前のTKG（東京個別指導学院。私は“卵かけご飯”と言っていました）に入れました。家では勉強が出来ないと思ったからです。それから毎日昼間は高校、夕方から10時までTKG、家に帰ってから2時まで勉強をしたらなんと、1学期の理数がオール5を取ることが出来ました。それで、大学の推薦の資格をもらいました。TKGは夏休みまで行ってすぐ辞めました。メチャメチャ高かったので。
それでも、担任に何度も薬科は大変ですよ、留年しますよ、お金がかかりますよ。と脅かされましたが、国家資格はとても魅力だし、親が子供にしてあげられる事は学校に行かせてあげることかな？と思っていたので、お金は何とかなるでしょ。と何も不安ではなかったです。
大学の面接で「高校時代1番努力した事は何ですか？」と、聞かれ
[voice icon=”https://tarcois.com/wp-content/uploads/2018/08/83E05929-1419-4B35-BF35-A7CE582C2A58.jpeg” name=”ひゅうちゃんの” type=”r”]皆勤賞をとる事です！[/voice]
と、胸を張って言ったみたい。w
それ程、本人には大変な事だったんだと思います。
今になって、担任の言葉が痛いくらいにわかります。留年の危機も毎年ありました。学費も年間250万くらいかかります。
本人が1番大変だったと思いますが、その都度、励ましたり励ましたり励ましたり。スカした事はあったけど、叱った事は無かったかな。
あー！そういえば4年生のとき本当に留年しそうで
[voice icon=”https://tarcois.com/wp-content/uploads/2018/08/83E05929-1419-4B35-BF35-A7CE582C2A58.jpeg” name=”ひゅうちゃん” type=”r”]あの時なんで、薬剤師になれ！って言ったんだよ。クソババァ。[/voice]
って、言ったかな。忘れた。w
高校1年〜大学5年までの8年間続けたバイト
余談ですが、ひゅうちゃんは高校で部活に入りませんでした。入りたい部活がなかったそうで、それならバイトしろ！って。私立高校に行ってたけどお小遣いはあげていませんでした。定期代くらいかな。近くのファミレスで8年間ずーっと。週7日で入ってた時期もありました。店長より長い。これも大学が近くて朝ゆっくり寝てられるからです。
6年生になって教授にバイトはやめて勉学に励みなさい。って国家資格はそんなに甘くないぞ！って言われて辞めました。
今は、赤ちゃんの時からコツコツ貯めておいたお年玉と貯金を取り崩してやってるみたいです。
先日大学から届いた手紙
先日、大学からこれから3月の卒業式までのスケジュールとお願いが書かれていました。
国家試験は2月23日・24日ですが、それまでに模擬試験が4回と単位認定試験があり、休みは日曜とお正月だけです。
お願いには、
「ご子女は精神的、肉体的にも負担が大きい日々を過ごすことになります。ご子女には、これからの試験に絶対合格するという強い意志を持って、勉学を継続されることを希望する次第です。ご父母の皆様には、ご子女が辛い時期には温かく励ましていただき、食事等生活面や体調管理のサポートを宜しくお願い申し上げます。」
どぇーーーー！！！ウチのご子女、大丈夫なんかな？
まだまだ、大変じゃんかよ！！！
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